こんにちはK-SMITH  TOMISAKAです‼︎

新作⁉︎  ではなく^^;  実はジュエリー専門学校生の2年生になります息子（20歳）の作品でございます！

 

今月20日〜23日まで東京ビックサイトで開催されていますIJT国際宝飾展に学校側の出展ブースにて他の生徒さん達の

作品と共にお披露目していただいております!!!

 

課題は宇宙というテーマで18金で構想からデザイン、製作の全てを自分1人で行ないます‼︎
もちろん私、父は一切手を出しておりませんし特に教えた事もないんですが2年生ながらナカナカ 繊細さと大胆さを

併せ持った堂々とした自分らしさ を出せた作品になっているなぁ！と思いました‼︎

メルト（表面を溶かした）した大地をモチーフとしたリングにダイヤを彫り留めした2枚のフェザーが巻きついていて、

中に空間をつくってボリュームを出すなどの工夫をし
中央にはブラックスピネルを割らないよう緊張しながら留めたようです‼︎

ここではご紹介出来ませんが
どの作品も慣れない高価なゴールドを大胆に使用し学生さんがデザイン、製作しているとは思えないほどのクオリティで大変、

感銘を受けました‼︎☆

未来の若きジュエリーデザイナー、クラフトマン達に期待が高まります‼︎☆んっ！んっ〜ん‼︎   プッ、プロも頑張りま〜す^^;

 

本当は学校の課題なので作品が出来上がっていく過程やイメージ、製作中の画像や説明などをまとめたノートがあるのですがイメージ、コンセプトの説明だけご紹介させていただきます‼︎

☆以下本人から

コンセプトって言うのは最初に考えてそこから広げていくものだと思いますが、今回のこの壮大なテーマ、《宇宙》に関してはなかなかいつもみたいに上手くいかず、色々と形だけにはしてみたのですがしっくりくるものがなくて困っていました…でも作らないと先に進めないので、ひとまず自分なりの解釈で作業を進めていたのですが、作っている最中に時々思っていたことがあります。なにかに気づいたというか、気づかされたというか。
僕にとっての宇宙とは。
銀河や星とかそーいったことを表面的に形で表したり思わせたりする宇宙ではなく、
その物をつくっている人がその宇宙を感じながら作っていくことこそが宇宙だ。と感じました。

その宇宙っていうのは、
心の中の葛藤だったり
自分との戦いというか
その繰り返しっていうか
ループみたいなもので。
実は毎晩のようにそのことについて悩まされていたのですが、

どこをどのくらいまでやってどこで終わらせるのか。とか本当に考えれば考えるほどその自分の宇宙のなかでもがいていたというか。笑

それを一つ一つ自分の思い、ここで言う宇宙を留めてひとつの作品としてまとめあげました。

こーいった自分が作りながら感じた《宇宙》をみて、その人が僕の宇宙に入り込んでくれたらいいなって思います。そーいった人が1人でもいたら、それは宇宙の中で生まれた一つの新しい星だと思いたいです。

これが僕の宇宙です。

Shouhei Tomisaka